小学校が始まり、つい勉強に関することだけをほめがち。その場合もテストや通知表の結果だけでなく、普段の学習態度やプロセスに注目してほめるように心がけましょう。また、勉強以外に、子どもの熱中していることなど、本人がほめられたいことをほめるのも大切。思い入れが強いものについて触れられると心に残りやすく、認められている実感を得やすいです。家のお手伝いをする子も出てくるでしょうから、パパに協力をお願いして「ママ助かったって喜んでいたよ」と間接的に伝えるのも、ひとつのほめ方です。(監修:教育評論家 親野智可等)

さあ、色々なほめ方を
探してみよう!

子どもの成長段階に合わせて「ほめ方」も少しずつ変えてみては?それだけで見せてくれる笑顔や行動も変化していきます。ここでは年齢ごとに大きく5つのカテゴリに分けてみました。
※各カテゴリには、その年齢のお子さまを持つママ・パパの体験談に加え、参考になりそうなほかの年齢のママ・パパの体験談も掲載しています。

【 監修 】

親野智可等(おやの ちから)/ 教育評論家
 
本名 杉山桂一。長年の教師経験をもとにメールマガジン「親力(おやりょく)で決まる子供の将来」を発行。具体的ですぐできるアイデアが多いと評判を呼び、新聞、雑誌、テレビ、ラジオなど各メディアで絶賛される。子育て中の親たちの圧倒的な支持を得てメルマガ大賞の教育・研究部門で5年連続第1位に輝いた。ブログ「親力講座」も月間PV20万超。『「叱らない」しつけ』(PHP文庫)などベストセラー多数。現在、全国各地の小・中・高校、幼稚園・保育園のPTA、市町村の教育講演会で大人気となっている。