ホーム 「ほめ写」コラム Vol.9 年末はスマホ大掃除のついでに、ほめ写で自己肯定感UPも!

Homesya project Vol.9 年末はスマホ大掃除のついでに、
ほめ写で自己肯定感UPも!

監修・解説:教育評論家 親野智可等

2019/11/25

師走が近づき、そろそろ大掃除の季節がやってきます。
年末の大掃除は、お正月に歳神様をお迎えするための儀式という意味合いもあり、家中をきれいにして気持ちよく新年を迎えるための行事です。大掃除をきっかけに子どもに掃除の方法や整理整頓の大切さを伝えたいご家庭も多いのではないでしょうか。
さて、スマホで写真を撮ることが当たり前の昨今、モノの掃除・整理だけでなく、データの整理も忘れてはならないポイントです。

スマホの写真データの大掃除は、ほめ写を実践するいい機会にもなります。子どもの成長や達成を感じる写真や、家族の思い出がつまった写真を何枚かを選んでプリントし、2019年を総括するほめ写コーナーを作るのはいかがでしょうか。飾った写真を見ながらこの1年間を振り返り、楽しかった思い出や成長したところなどを伝えることで、子どもは自分の存在が認められていること、愛されていることを実感し、自己肯定感の向上へとつながります。

ほめ写のやり方:簡単3STEPはこちら

「ほめ写プロジェクト」の発起人であり教育評論家の親野 智可等(おやの・ちから)先生によると、年末の大掃除は子どもを伸ばすチャンスだそうです。

教育評論家
親野智可等先生のコメント

子どもががんばっている写真や、家族の思い出の写真などを壁に飾って振り返ることは、子どもの自己肯定感の向上にとても効果的です。ぜひスマホの大掃除をきっかけに1年間の想い出や子どもの成長を振り返りながら写真を選んで飾ってあげてください。その時に「がんばったね」「一緒に過ごせてうれしかった」「あなたは私たちの宝物」とたくさん子どもを褒めてあげましょう。自己肯定感が高い子は自分に自信を持ち、やる気をもってあらゆるシーンで積極的に取り組みます。自己肯定感の高さは他人を思いやる気持ちにも繋がります。年末のスマホの大掃除を子どもを伸ばすチャンスと考えて「ほめ写」に挑戦してみてください。

監修者

  • 教育評論家 親野智可等

    教育評論家 親野智可等氏

    本名 杉山 桂一。長年の教師経験をもとにメールマガジン「親力(おやりょく)で決まる子供の将来」を発行。具体的ですぐできるアイデアが多いと評判を呼び、新聞、雑誌、テレビ、ラジオなど各メディアで絶賛される。子育て中の親たちの圧倒的な支持を得てメルマガ大賞の教育・研究部門で5年連続第1位に輝いた。ブログ「親力講座」も月間PV20万超。『「叱らない」しつけ』(PHP文庫)などベストセラー多数。現在、全国各地の小・中・高校、幼稚園・保育園のPTA、市町村の教育講演会で大人気となっている。

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