ホーム 「ほめ写」コラム Vol.6 アルバムの日イベントにて「ほめ写」セミナーを開催しました

Homesya project Vol.6 アルバムの日イベントにて
「ほめ写」セミナーを開催しました
2019/1/23

アルバムの日イベント2018 にて「ほめ写」セミナーを開催いたしました!

メインパートナーである富士フイルム様が毎年12月5日の「アルバムの日」に合わせ開催されているイベントで、会場の一部お借りして、「ほめ写」セミナーを開催いたしました。

今回は、プロジェクトメンバーである、東京学芸大学総合教育科学系教授で臨床発達心理士の岩立京子先生にご登壇いただき、「ほめることと子どもの成長」というテーマでお話をいただきました。

富士フィルム様 アルバムの日イベント2018

会場には50名近くの親御さんが集まり、熱気に包まれた中でセミナーはスタートしました。

まずは、ほめ写プロジェクト事務局より「ほめ写」のご紹介を行いました。

子どものよりよい成長を左右するキーワードが「自己肯定感」であるのですが、日本は先進諸国と比較してもそれが低く課題となっていることや、自己肯定感を伸ばすにはほめることが重要であること、また写真プリントを自宅で飾る「ほめ写」がその一助になることなどを説明いたしました。

次に、岩立先生にご登壇頂き、「ほめることと子どもの成長」というテーマでお話を頂きました。

「“叱る”より、“ほめる”が比較的多い方が子どもが育つ」というお話や、「ほめ言葉は、心と体の成長を促すことがわかっている」というお話に、多くの親御さんが聞き入っていました。

また、「ほめ写」のよい点として、楽しい、嬉しい出来事をイメージで思い出しやすいことや、過去の良い感情、かかわりが想起されること、また、愛情を確認できる、多くの人が嬉しい、楽しい姿や出来事を共有できる、親子の信頼感、家族のコミュニケーションが増すというお話もいただきました。

「ほめ写」が、子どもの自己肯定感、自信、自尊心、その他の心の成長に貢献する可能性があることに言及いただきました。

また、今回はすでにご自宅で「ほめ写」を実施されている東海林様、豊様、クローラン様にご登壇いただき、パネルディスカッションという形で、ご自宅での「ほめ写」のやり方やその効果、実感などをお話いただきました。

東海林様のご自宅では、前回もご紹介いただいたマスキングテープでの貼り方の工夫に続き、クリスマス時期にあわせた「アドベントカレンダー」式で、ご家族でほめ写に取り組んでいることをご紹介いただきました。

豊様からは、ご兄弟でほめ写を実践する工夫や、体験の実感の声などをお話いただきました。

豊様の体験レポートは、以下の記事にもまとまっています。
http://homesha.fujifilm.com/reports/v001/

今後も定期的にほめ写セミナーを実施していきますので、参加ご希望の方はお問い合わせ欄からほめ写プロジェクト事務局宛にご連絡ください。

※ 「ほめ写プロジェクト」についてはこちら

プロジェクトメンバー

  • 発達心理学者 
    岩立京子
    東京家政大学子ども学部
    子ども支援学科 教授

    発達心理学者 岩立京子氏

    東京学芸大学教育学部、大学院修士課程を経て、筑波大学大学院博士課程心理学研究科心理学専攻に進学。平成5年に博士(心理学)を取得。専門分野は幼児教育、発達心理学。筑波大学大学院博士課程修了後、筑波大学心理学系技官を経て、東京学芸大学幼児教育科で30年、その後2020年4月より東京家政大学子ども学部子ども支援学科にて、一貫して幼児教育の専門家養成に従事している。 また、日本乳幼児教育学会常任理事、全日本私立幼稚園連合会幼児教育研究機構理事を務め、文部科学省の調査研究協力者会議の委員などを歴任するとともに、NHKのEテレ「すくすく子育て」、雑誌等において子育ての助言を行っている。

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