ホーム 「ほめ写」コラム Vol.3 「ほめ写プロジェクト」発表会を開催しました

Homesya project Vol.3 「ほめ写プロジェクト」
発表会を開催しました
2018/10/01

左から中村仁美さん、篠原先生、親野先生、岩立先生

「ほめ写プロジェクト」本格始動!

2018年8月29日に、「ほめ写プロジェクト」発表会を開催し、賛同企業・団体や、多くのメディアの方々にご参加いただきました。

発表会では、まず発起人である教育評論家の親野智可等(おやのちから)先生から、本プロジェクト発足の経緯や「ほめ写」への熱い思いをお話いただきました。

次に、賛同団体のひとつである、独立行政法人 国立青少年教育振興機構 青少年教育研究センター長である村上徹也氏より、日本の子どもの自己肯定感が低い現状について研究結果を説明。

東京学芸大学教授であり、発達心理学者の岩立京子先生は、自己肯定感についての実態調査と、「ほめ写」を行った家庭における意識調査結果を発表されました。
「ほめ写」が、子どもの意識や行動に変化をもたらすことが明らかになりました。

そして公立諏訪東京理科大学教授で脳科学を専門に研究されている篠原菊紀先生からは、ほめ写を行った対象者の脳活動測定の結果の報告がありました。

※調査結果について、詳しくは、こちらをご覧ください

さらにスペシャルゲストとして、フリーアナウンサーで6歳と2歳の2児の母でもある中村仁美さんに、親野先生・岩立先生とのトークセッションにご出演いただきました。

中村さんは、ご自宅で「ほめ写」を実践してみた感想として、「私も写真を見るとやわらかい気持ちになるし、幸せな家族と感じられる。イライラが少なくなりました」と、親にとっての効果も語られていました。

プロジェクトメンバー

  • 教育評論家 親野智可等

    教育評論家 親野智可等氏

    本名 杉山 桂一。長年の教師経験をもとにメールマガジン「親力(おやりょく)で決まる子供の将来」を発行。具体的ですぐできるアイデアが多いと評判を呼び、新聞、雑誌、テレビ、ラジオなど各メディアで絶賛される。子育て中の親たちの圧倒的な支持を得てメルマガ大賞の教育・研究部門で5年連続第1位に輝いた。ブログ「親力講座」も月間PV20万超。『「叱らない」しつけ』(PHP文庫)などベストセラー多数。現在、全国各地の小・中・高校、幼稚園・保育園のPTA、市町村の教育講演会で大人気となっている。

  • 応用健康科学、脳科学 
    篠原菊紀
    公立諏訪東京理科大学 教授

    応用健康科学、脳科学 篠原菊紀氏

    東京大学、同大学院修了。共通教育センター・工学部情報応用学科(知能、医用、健康、センシング)教授、大学院工学マネジメント研究科教授。確率的条件と快感のかかわり、ギャンブル障害、中高年の脳トレ、子どもの教育方法などについて研究している。過去に写真療法、デジタル情報と紙情報の差についての実験を行っている。著書に「すぐにやる脳」に変わる37の習慣 」(KADOKAWA)、「子どもが勉強好きになる子育て」(フォレスト出版)、他多数。フジテレビ「とくダネ!」など多数のテレビ番組等で解説や監修を行っている。

  • 発達心理学者 
    岩立京子
    東京家政大学子ども学部
    子ども支援学科 教授

    発達心理学者 岩立京子氏

    東京学芸大学教育学部、大学院修士課程を経て、筑波大学大学院博士課程心理学研究科心理学専攻に進学。平成5年に博士(心理学)を取得。専門分野は幼児教育、発達心理学。筑波大学大学院博士課程修了後、筑波大学心理学系技官を経て、東京学芸大学幼児教育科で30年、その後2020年4月より東京家政大学子ども学部子ども支援学科にて、一貫して幼児教育の専門家養成に従事している。 また、日本乳幼児教育学会常任理事、全日本私立幼稚園連合会幼児教育研究機構理事を務め、文部科学省の調査研究協力者会議の委員などを歴任するとともに、NHKのEテレ「すくすく子育て」、雑誌等において子育ての助言を行っている。

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